|
大塚製薬グループが、創立75周年を記念して徳島県鳴門市に建設した大塚国際美術館は、高い技術で制作された陶板により、世界の名画を再現展示している。来場者に館の持つ魅力を、より伝えられるようアイデンティティ(ロゴ)のリニューアルを担当した。
コンサルティング | Consulting
近年の美術館では、ロゴやアイデンティティを強化する傾向にある。今回のリニューアルに際しては、看板からチケットから各種グッズに至るまで、一貫したイメージを持たせ、美術館のブランドを確立させるアイデンティティが必要だった。
コンセプトワーク | Concept Work
基本カラーはラピスラズリのブルーとした。ラピスラズリは顔料ウルトラマリンの原料として珍重され、収蔵作品でもあるフェルメールの絵画をはじめ、古くから世界の絵画を彩ってきた。さらに、この美術館が、古代壁画から現代絵画まで、至宝の西洋名画1,000余りの集合体であることを表現するため、複数のカラーが織りなすグラフィックを考案した。また、これらは、徳島県鳴門市国立公園内という、青い空と海に囲まれた環境に自然に溶け込む。
アウトプット | Output
ストライプ状にコンセプトの色彩を配置し、面積を多くとることで強い印象を残すデザインとなった。色彩によって構成されているため、対象物の大きさによらず、美術館におけるどのような用途にも対応できる柔軟なデザインとして活用されている。
|